栄養士養成施設の入学試験と必修科目について

栄養士養成施設の入学試験

栄養士養成施設の入学試験は、専門学校の場合、選考方法は書類選考と作文、面接といったところが多いようです。

 

学校によっては一般入試として、3教科程度(国語・英語・理科など)の基礎学力試験を実施するところもあるので、事前に調べておきましょう。

 

短大の場合は、推薦以外の一般入試は、必須と選択の2科目程度の受験になります。
しかし、家政系の短大か理系(医系・栄養系など)の短大かで、文系の科目で受験するか理系の科目で受験することになるのか違ってきます。

 

たとえば家政系のある短大の場合、必須科目は国語で、選択科目は、英語、日本史、世界史、化学、生物、家庭科の6科目から1科目を選択します。

 

また、理系のある短大の場合は、必須科目が理科(化学または生物から選択)、選択科目が国語、英語、数学の3科目から1科目を選択、などといった形になっています。

 

4年制大学の場合は、小論文試験、面接などが行われます。
一方一般入試の場合は、必須科目1〜2科目(国語・英語など)プラス選択科目1〜2科目(理科・数学・社会など)の3科目受験が一般的です。

 

数学が必須科目に入るところや、社会(日本史または世界史)も選択できるところなど、学校によって違いがあるので、早めに調べておくことが重要です。

栄養士養成施設の必修科目

栄養士養成施設の必修科目は、6つに分かれています。

 

一つめは、社会生活と健康です。
医療・福祉などに関する法律や制度を学び、人間の健康と社会や環境との関わりについて考えていきます。

 

二つめは、人体の構造と機能です。
人間のからだのしくみや機能について学びます。解剖生理学や生化学などがあります。

 

三つめは、食品と衛生です。
食品の成分の性質や機能について学びます。また、細菌や農薬、殺虫剤などの有害物質などについて学び、衛生管理の方法を学びます。

 

四つめは、栄養と健康です。
乳幼児期から老年期までの間の各時期にはどのような栄養が必要なのか、各栄養素が人間のからだの中で、どのような働きを果たすのか、などを学びます。

 

五つ目は、栄養の指導です。
健康増進や病気予防を目指している人に対し、適切な食事の取り方の指導や、献立の作成の仕方などの方法を学びます。

 

六つ目は、給食の運営です。
給食管理業務に必要な食事計画や献立作成、栄養・食品管理について学び、大量調理、衛生管理などの技術も身につけていきます。

 

このように養成施設のカリキュラムには、栄養士法で定められた必修科目があり、この必修科目の範囲は、大学・短大・専門学校すべてに共通しています。

 

各学校は、この必修科目の範囲に含まれる科目の中から必要なものを自分自身で選び出し、選択科目を加えるなどして、個性あるカリキュラムを作り出そうとしているのです。

 

入学試験科目には、生物や化学といった理系科目が多く、栄養士養成カリキュラムにも理系科目が意外にたくさんあります。