栄養士の仕事について

栄養士の仕事

栄養士の仕事は、大きく分けますと、「栄養指導」と「給食管理」に分けられます。

 

栄養指導は、病院や保健所などで生活習慣病の治療や予防をするための献立や調理法、また正しい食事法のアドバイスなどになります。

 

給食管理は、保育園、学校、病院、社員食堂などの献立や調理の指導、食材の仕入れなどになります。

 

栄養士の仕事場では、病院、学校、老人ホームなどの給食施設で働いたり、保健所の栄養相談を受けていたり、また、スポーツ選手のサポートスタッフや、フードコーディネーターなどとしてさまざまな分野で活躍しています。

 

その他、栄養士の仕事場には、大学や食品関係企業の研究所で食品の成分分析などを行っていたり、フィットネス施設で栄養相談をしていたり、開業栄養士として会社を作って独立する栄養士の方もいます。

 

また、フリー栄養士として、子育てなどの理由で、フルタイムで勤めることのできない栄養士が、保健センターで栄養相談を行ったり、給食施設の仕事を手伝ったりなど、フリーで活躍しているケースも多々あります。

 

栄養士の勤務時間と休暇は、一日、一週間、一ヵ月の労働時間や休暇、残業時間などは、労働基準法という法律によって決まりがあるので、一般の会社員などと大差はないと考えてよいでしょう。

 

ただ、栄養士の勤務時間はその職場によっても大きく違ってきます。
病院や老人ホームのように、朝・昼・晩3食を土曜・日曜・祭日も提供する施設では、通常勤務・早番・遅番の3交代制えをとっているところが多いようです。

 

栄養士の就職状況ですが、毎年全国で約2万人が養成施設を卒業し、栄養士免許を取得しています。

 

しかし、その2万人すべてが栄養士の仕事に就けるわけではなく、栄養士免許を取得しても、それを仕事としていない人もたくさんいます。

 

実際に栄養士の仕事に就くのは、2万人の半分ぐらいの1万人ほどと言われています。
少し古いですが、2002年度(平成14年度)の養成施設の卒業生は、1万8733名で、そのうち栄養士業務への就職者数は8072名ということで、全体の43%でした。

 

栄養士は女性に多い職業ですが、男性でも栄養士になることができます。
性別による制限などは一切ないので、男性の栄養士も活躍しています。

 

ですから、男女共学の栄養士養成施設もあり、少しずつですが男子学生が増えてきている学校もあります。

 

栄養士という職務の内容に、性別による適正の差はないと考えられ、女性、男性に関係なくできる仕事で、どちらにも能力を発揮できる職種だということになります。

 

日本栄養士会というものがありますが、これは社団法人日本栄養士会のことで、栄養士が集まっている大きな組織です。団体には、約5万7000名の会員がいます。

 

栄養士の仕事といえば、学校や病院、保健所での仕事などはよく知られていますが、これだけではなく、仕事内容によってさまざまな分野に分かれています。