管理栄養士国家試験のポイントについて

管理栄養士国家試験のポイント2

・食品学

 

食品学では、食品成分の分析と食品成分表、食品の一般成分(タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、無機質)と、特殊成分(色素、香り、旨味成分、有毒成分)、食品成分の変化(酸化過熱による変化など)といった食品学総論に関する問題が予想されます。

 

また、植物性食品、動物性食品、油脂、甘味料、香辛料などといった各論に関する問題も出題されるので、基本的なことをしっかり覚えておかなければなりません。

 

・食品加工学

 

食品加工学では、管理栄養士穀類、野菜類、豆類、肉類、卵類、牛乳、魚類などさまざまな農林畜水産物や油脂などの加工品、調味料、飲料、インスタント食品、強化食品などが含まれています。

 

これらの加工食品の製造法や、カビ、酵母といった応用微生物に関する知識、加熱殺菌法、感想貯蔵法、低温貯蔵法、その他の食品保存法、レトルト食品や子袋詰め食品などの数多くある包装食品に関する知識などは、繰り返し学習しておく必要があります。

 

・栄養学

 

栄養学は、栄養士にとって基礎となる専門分野ですので、トータルに幅広く身につけておくことが必要になってきます。

 

栄養と健康、生体リズム、栄養素の機能といった総論から、タンパク質、脂質、糖質、といった各栄養素の消化吸収、代謝、ビタミンや無機質の機能と生理作用、食物繊維、アルコールなどについて、また、消化吸収とエネルギー代謝の知識、スポーツ栄養、ストレスと栄養なども重要になってきますので、幅の広い知識が必要とされます。

 

・栄養指導論

 

栄養指導論では、個人や集団に対する栄養指導の方法や技術、栄養所要量と食品構成、健康づくりと栄養指導、肥満や糖尿病、妊娠期や授乳期の栄養指導、高血圧症その他の疾患における臨床栄養指導の知識といった基本分野はもちろん抑えなければなりません。

 

さらに、運動指導、休養指導、情報処理、コンピューターによる業務処理など、これから重要視される分野についての知識も問われるので、幅広く基本的な知識をおさる必要があります。

 

・臨床栄養学

 

臨床栄養学では、さまざまな疾病について、栄養士国家試験2病因や病態、検査、治療といった臨床的知識が必要とされます。

 

胃腸、肝臓、その他の内臓疾患、内分泌・代謝、循環器系の疾患、貧血、感染症、アレルギー、心身症などの疾患について、しっかり身につけておく必要があるでしょう。

 

高血圧や糖尿病、肝硬変、肥満、先天性代謝異常、人工透析、術後栄養、下痢と便秘、浮腫と脱水などはよく出題される分野になります。

 

・公衆栄養学

 

公衆栄養学では、公衆衛生活動とはなにかといった基本的な考え方やその目標、計画や実践の仕方についてなど、基礎をしっかり身につけておきましょう。

 

栄養改善法や栄養士法といった関連法規、栄養教育の計画や実施、食糧の需給と食料自給率に関する知識も忘れてはいけません。

 

国民栄養調査、世界の人口と栄養に関する問題は、必ずといってよいほど出題されるので、もらさず必要知識を身につけましょう。